卵巣機能が衰退し、女性ホルモンの分泌が減少すると月経が停止します。このことを閉経といいます。閉経年齢は上のグラフからわかりますように、日本人では45歳から52、3歳ぐらいまでが多く、平均は約50歳となっています。この閉経年齢は文献上6世紀頃から変化が無く、また世界の地域別にみても差はみられないといわれております。
2002年度の女性の平均寿命は85.23歳と年々延長しています(男性は約78歳)。約60年前までは平均寿命が閉経年齢より短かったのですが、現在では閉経後30年以上も女性ホルモンの欠落状態が続くということになります。
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