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 院長の一言日記

女性学講座(4)ー1

こんにちは、お久しぶりです。当クリニックも早いもので無事に開院1周年を迎えることができました。 皆様方のおかげと深く感謝しております。ところで、この間、“愛・地球博”に行って来ました。 すごい人で、人気のパビリオンにははいることが出来ませんでした。マンモスだけは見てきましたがたった1 0秒ほどで通り過ぎてしまいました。そんな訳で、人が少ないパビリオンをはしごしてきました。 バングラディシュ館ではちょうどコブラを使ったスネイクショウが始まっていました。 本場のヘビ遣いさんが一生懸命に笛を吹くのですが、さすがにこの暑さのためかヘビもぐったり、 全く踊ってくれず観客は騒然、ヘビ遣いさんはがっくり、とても気の毒でした。バングラディシュ館で 昼食にカレー(とってもおいしかったです)とシシカバブーを食べましたが、先ほどのヘビ遣いさんが お詫びのしるしかお客さんに盛んに愛想をふりまいていました。

そこで一句、      

“ヘビ遣い ヘビを遣わず 気を遣い”
りつお

さて、本題にはいります。今回から更年期障害についてお話します。 皆さんは“愁訴(しゅうそ)”という言葉をご存知ですか? 辞書には、愁訴とは体に違和感を感じそれを口にすること、と書いています。いろいろな愁訴が出現することを不定愁訴と呼びます。とくに更年期に起きる不定愁訴をさして“更年期障害”といいます。近頃は若い人たちの間で“プチ更年期”というのが流行しているようですが、症状は似ているものの、病態は少し違いますのでご安心ください。実際、20〜30歳代の方で友達から“その症状って更年期と違う?”と言われ落ち込んでクリニックにいらっしゃる方も多いのですが、ちゃんと説明することで元気に帰っていただいています。 それでは、どのようにして更年期障害が起きるのかについてお話します。

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