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女性学講座(5)ー1

こんにちは。またまたお久しぶりです。 今年の11月15日には黒田さんと清子様が国民的な結婚式を挙げられましたが、 思い起こせば今から25年前のちょうど11月15日に私たちもささやかな挙式をいたしました (もちろんただの偶然で、私たちが高貴な出自であるということではありません)。 銀婚式(それにしてもよく続いたものだ!)ということで先日大阪に小旅行にでかけました (毎日朝から晩まで一緒に働いているのによく休みの日まで二人で過ごせるもんだ、 とスッタッフは呆れ顔です)。長居にある大阪市立自然史博物館で開催中の恐竜博 (怪獣博ではありません)と2回目となるUSJ観光が目的でした(1回目は開園直後に二人ででかけました。 ふつうは子供を誘って行くもんだろうと、二人の子供からも呆れられました)。 [今回は( )が多く、読みづらくてどうもすみません] “恐竜から鳥類への進化”をテーマにした 恐竜博は終了間際だったせいか長蛇の列で待ち時間が3時間以上あり、新婚ならいざ知らず、 銀婚の二人にはきついと思い諦めました。長居運動公園の帰り道の長いこと、大変でしたがたくさんの 鳩がなぐさめてくれました。翌日のUSJは1回目にはなかったスパイダーマンなどのアトラクションを 堪能いたしました(いつまでたっても気持ちは若いね〜ぇ)が、お土産やらなにやら物入りでした

そこで一句、      

"USJ 帰りに寄ったよ UFJ"

これではあまりにベタなのでもう一句

"恐竜を 見ずに子孫の 鳩を見る"
りつお

さて、今回は、更年期障害にはどのような症状があるのか、診断はどうやって行うのかについてお話します。

更年期障害の症状

更年期障害の典型的な症状として、顔面紅潮(顔のほてり、のぼせ)や異常発汗があげられます。これらの症状は自律神経失調に基づく血管運動神経障害が関わっていると考えられています。顔面紅潮とは、発作性におこるのぼせ、ほてりの症状で、まず胸部に熱感が生じた後急激に頸部、顔面、頭部にかけて拡がり、同時に発汗や動悸などを伴い、持続時間は1〜2分から5分程度であるといわれていますが、個人差は大きいようです。発作の頻度も様々で、日常生活に差し支えるようなら治療か必要になります。一般に閉経婦人の70〜80%が経験し2〜5年程度持続しますが、閉経後5〜10年の方でも約40%、10年以上経過した方にも4%位はみられるようです。原因としては自律神経系の変化により皮膚内の血管拡張が起こっているものと推測されています。その他に睡眠障害(発汗により目が覚めることも多いようです)や冷え性、めまい、頭痛、耳鳴りなどの症状があり、これらが中心のものを自律神経性更年期障害とよんでいます。
また、更年期の婦人には卵胞ホルモンの減少に加え、前回お話しましたような様々な社会・心理的なストレスが生じ、抑うつや意欲低下などの精神症状が出てきやすくなります。これらが中心のものを心因性更年期障害とよんでいます。この中にはうつ病などの初期の方も含まれていますから鑑別が必要となります。 その他の症状としては肩こり、腰痛などの運動器官症状や消火器症状などがあります。 更年期障害はいわゆる“不定愁訴”といわれるように実に多彩な症状が出現してきますが、他の疾患が原因のこともありますから他科での検診も重要です。

それでは、“自律神経性”と“心因性”更年期障害の違いをもう一度みてみましょう。

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