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女性学講座(5)ー2

自律神経性と心因性更年期障害の特徴

はい、更年期障害でお悩みのあなた。あなたのタイプはどちらでしたか?
診察時間が長引くのはもちろん“・・・性”の方です。
では更年期障害とどのようにして診断するのかについてお話します。 診断のポイントとしては、まず更年期の年代であること(近頃は低年齢化しているとか言われていますが・・・)、先に話しました症状がみられること、他の器質的疾患が除外できることなどがあげられます。
実際には、症状ごとに点数をつけてどの程度の状態なのかを判定します。“クッパーマン指数”というのが有名ですが、日本人向きでない部分があったり、複雑であったりするために、ここでは小山氏らの“簡易更年期指数”についてお話します。皆さん、ご自分で点数をつけてくださいネ。

簡易更年期指数(SMI)

さて、皆さん、何点だったでしょう。

0〜25点のあなた: 上手に更年期を過ごしています。このままの生活態度を続けてください。
26〜50点のあなた: 食事・運動などに注意をはらい、生活様式などにも無理をしないように心がけてください。
51〜65点のあなた: 更年期外来を受診してください。治療が必要なことがあります。
66〜80点のあなた: 長期的な治療が必要なことがあります。必ず受診してください。
81〜100点のあなた: 各科の精密検査を受けてください。更年期障害なら長期の治療が必要です。

ちなみに数年前の私の家内はほぼ0点でした。どれだけ私が気を遣っていたか分かってい ただけると思います。今は怖くてとてもテストする気になれません。

さて、ホッとした方も、落ち込んでしまった方も、次回からは更年期障害の予防と治療に ついてお話します。

※引用文献: 関場香 「閉経年齢の分布」、1980

レディースクリニック ばんどう
  院長 板東律雄
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